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こと検とは?

こと検(ことわざ検定)は、日本の伝統的な言語文化である
『ことわざ』『慣用句』『四字熟語』を学び、
その知識と技術を客観的に量るための検定試験です。
これらの学びから国語・日本語の総合力強化を実現し、
世界で活躍する人づくりに貢献します。

試験内容・出題例

各級の試験内容と出題例をご紹介します。受検級を決める際の目安にご活用ください。

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  • 近年新たに発見されたことわざ
  • なじみの薄い珍しいことわざ
  • ことわざの専門家領域のもの

出題例

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  • 世界の各地にあることわざ
  • 日本の各業種のことわざ

出題例

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  • 4級までのことわざ
  • 古典・新語・郷土のことわざ

出題例

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  • 高校入試問題に出題されたもの
  • 実用的かつ一般的なことわざ
  • ことわざの概論

出題例

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  • 高校入試問題に出題されたもの
  • 現代常用される基本的なことわざ

出題例

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  • 家族や食べ物、職業など暮らしに関連したことわざ

出題例

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  • 植物や気候、季節や時間と言った自然環境に関連したことわざ

出題例

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  • 動物や昆虫、空想上の生き物などに関連したことわざ

出題例

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  • 体全体やその一部を使った慣用句
  • 体に関連したことわざ

出題例

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  • 小学校低学年の内に、学んでおくとよいことわざ

出題例

出題例回答

1級
①ア ②イ
2級
①イ ②ア
3級
①ア ②ア
4級
①イ ②ア
5級
①ア ②イ
6級
①イ ②イ
7級
①ア ②ア
8級
①イ ②イ
9級
①ア ②イ
10級
①ア ②ア
準1級
①あだをおににつくる ②うおのくがにある
準2級
①あじろひお ②あとのがんがさきになる
準3級
①あいよりいでてあいよりあおし ②いしにたつや
準4級
①あとのまつり ②うそからでたまこと
準5級
①あしもとにひがつく ②いっしをむくいる
準6級
①あおたがい ②あかごのてをひねる
準7級
①うごのたけのこ ②はちくのいきおい
準8級
①とらぬたぬきのかわざんよう ②とうかくをあらわす
準9級
①とうかく ②おおめ
準10級
①いぬ ②さる

記述式へのこだわり

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言葉は声に出して読む事、紙に書く事で身に付きます。
選択式のマークシートは採点などのシステムメインで考えると効率的ですが、言葉を扱う検定として、
書く事の大切さを伝えたい。そんな想いから全級記述式の試験を採用しております。

難易度の解釈

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各級の難易度に、それほど大きな差はありません。選択肢が2択から3択になったりするようなイメージです。
級が上に進む事で、その下の級のことわざも出題の範囲に含まれることになります。上の級に行けば行くほど、
ことわざをたくさん知っていなければならないということです。そういった意味での難易度は、各級で差が出てきます。
出題されることわざは全て各級対応の公式ガイド&ドリルというガイドブックに明示されております。
詳しくは『教材購入』ページをご覧ください。

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レベルチェック

表示されている級の問題に挑戦してレベルをチェックしてみよう。

各問1問につき1点で計算してください。

あくまで受検の目安です。実際の合否の保証ではありませんのでお気を付けください。

小学1年生~3年生の方へのレベルチェック

小学1年生~3年生の方へのレベルチェック

正解を見る

正解数と受検
レベルの目安
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9点~10点満点の方9級

7点~8点の方準9級

5点~6点の方10級

それ以下の方準10級

小学4年生~6年生の方へのレベルチェック

小学4年生~6年生の方へのレベルチェック

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正解数と受検
レベルの目安
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13点~15点満点の方6級

10点~12点の方準6級

7点~9点の方7級

4点~6点の方準7級

3点の方8級

それ以下の方準8級

中学1年生~3年生の方へのレベルチェック

中学1年生~3年生の方へのレベルチェック

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正解数と受検
レベルの目安
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24点~30点満点の方4級

17点~23点の方準4級

10点~16点の方5級

それ以下の方準5級

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創作ことわざ大賞

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創作ことわざ大賞とは?

試験の中で回答された全ての創作ことわざを対象に、協会内で厳正に審査し優秀作品を選出、表彰、それらを新しいことわざとして未来に遺していくというものです。

選考する際のルール

創作ことわざと意味、使い方以外の全ての情報を伏せる。
受検者の合格不合格を問わない。

この2点を守り厳正に審査しています。

選出された創作ことわざは、ホームページに掲載されるだけでなく、パテント社から発刊、現代用語検定協会監修の冊子「自己表現力コンクール作品集 じ・ぶ・ん表現」にも掲載されます。また作成者には、表彰状を贈らせていただきます。
これらの活動を通し創作ことわざを含む全てのことわざの普及と保全に協会は全力で取り組んでまいります。

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理事のご紹介

こと検(ことわざ検定)を監修いただいている先生方のご紹介です。

青木伸生(あおきのぶお)理事

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青木伸生(あおきのぶお)理事

プロフィール

1965年、千葉県生まれ。東京学芸大学卒業。東京都の教員を経て現在筑波大学附属小学校教諭。全国国語授業研究会会長。教育出版国語教科書編著者。日本国語教育学会常任理事。國學院栃木短期大学非常勤講師(25年度から)。筑波大学非常勤講師・早稲田大学非常勤講師。

主な著書

『ノート・コミュニケーション』(東洋館出版社)、『教科書を豊かに発展させる授業 国語科』(学事出版社)、『新しい発展学習の展開 国語科1,2年』(小学館)、『こくごのなぞⅠ・Ⅱ』(草土文化)、『発言する子ども』(日本標準)、『基幹学力を育む「言語力」の授業』(明治図書) 、『板書でわかる国語 教科書新教材の授業プラン』(東洋館出版社)、『プレミアム講座 国語授業のつくり方』(東洋館出版社)、『ことわざかるた』(学研) 他

学校で子どもたちと一緒にいると、様々なことわざが当てはまるような場面に遭遇します。「急がば回れ」「けんか両成敗」「働かざる者食うべからず」「親しき仲にも礼儀あり」などなど。これらのことわざを伝えると、それを聞いた子どもははっとして、自分のしたことをふり返ります。学校生活のなかで、子どもはいろいろな成功や失敗を経験し、試行錯誤しながら成長していきます。その成長の過程で、ことわざと出合うことには大きな意味があると思います。失敗したり間違えたりすることができるのは子どもの特権だと思いますが、その時に大人が注意したり怒ったりするかわりに、一つのことわざを教えることで、子どもは自分のしたことを見つめ直す機会を得ます。
あるいは、子どもに伝えた一つのことわざが、子どもの失敗を未然に防ぐことにつながるかもしれません。こうしてみると、ことわざは、生きるうえで役に立つ知恵そのものなのだとつくづく思います。

今、学校現場では「伝統的な言語文化」にふれ、それを大切にしようという意識が高まり、国語の教科書などで、ことわざや慣用句、故事成語が紹介されています。が、それらは単に知識として覚えればよいとか、昔のものだから声に出して読んで終わりだと考えるのはもったいないことです。ことわざは、今の私たちの暮らしの中にもしっかりと根づいているのです。 今、子どもの語彙力の低下は深刻な問題です。使いこなせる語彙の少ないことが、人間関係の希薄化にもつながっていると考えています。この現状を打破するきっかけの一つが、ことわざを身につけることです。

学校の子どもの生活場面を例に、ことわざと人の暮らしの関連を紹介しましたが、ことわざは、大人の生活にも当然かかわっています。
より多くのことわざを知ることで、人の言葉の生活はより豊かになるし、その結果、他者とのかかわりが円滑になったり、自分自身の生活習慣を改善できたりすることにつながるのです。

ことわざには、言葉の生活を豊かにし、人とのかかわりを広げ、深めていくことのできる力があると信じます。ことわざ検定は、自分の身につけた言葉の力を発揮し、自分の言葉の力を試すことのできる場の一つです。ぜひ挑戦してみてください。

伊藤孝行(いとうたかゆき)理事

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伊藤孝行(いとうたかゆき)理事

プロフィール

北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。

國學院大學大学院博士課程後期修了。博士(文学)

専門は国語学、日本語教育。

宮城県仙台市生まれ。

那覇空港近くにある那覇うみそらトンネル命名者の一人。

主な著書

『大学生のための 社会人入門トレーニング コミュニケーション編』(三省堂)

唐突ですが、ことわざというのは、「ことばの超優良加工品なんじゃないかナア」、と思っています。

ことばというのは本当にややこしいものです(よね)。きちんと伝えたつもりがさっぱり伝わらず、その一方で何気なく言ったつもりが良くも悪くもとんでもないことになっていることがあります。できることなら、自分の思いや考えを同じ質・量で以て伝えることができたらナアと思います。その点、ことわざには伝わりやすさがあります。

難しいことを難しく言うのは意外に簡単です。しかし、難しいことを誰にでもわかりやすく言うのは、できそうでなかなかできません。
あれこれことばを加えたり混ぜたりして、伝わったかなあと思っていたところが、しっかり誤解をまねいていたりすることも。その点、ことわざには適度なシンプルさがあります。だらだら長くない。だらだら長くないうえにリズムもなかなかいい。スピーチを聞いているとことわざが使われることがよくありますが、ことわざの持つ伝わりやすさ・シンプルさ・リズムのよさを考えれば、すんなり納得できます。

ことわざはたんなる知識ではないと思います。伝わりやすさを備え、シンプルで、おまけにリズムもいい。時代や世代、はやりすたりに動じない太さ・強さもある。こんな「ことばの超優良加工品」を一つでも多く身につけたら、よりよい生活を送ることができますよね。
こと検がそんなよりよい生活の送るための一助になれれば幸甚です。さあ、あなたも、楽しくて深みのある、こと検ワールドへ!

辻村謙一(つじむらけんいち)理事

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辻村謙一(つじむらけんいち)理事

プロフィール

学校法人辻村学園 理事。官公庁仲人協会 代表。株式会社ハットトリック マーケティング・ディレクター。公益社団法人兵庫県専修学校各種学校連合会理事。地域ICT推進協議会幹事。KRP総合研究所代表理事。

研究論文等

ケース『現代企業家の戦略的役割』の製作。*株式会社大西 大西隆―繊維と共に歩んだ道― 2008 年3 月 共同執筆(関西学院大学大学院チーム)。*株式会社大丸 大丸札幌店の店舗戦略 2008 年3 月 共同執筆(関西学院大学大学院チーム)。(株)ハットトリック: 明石雅之の挑戦 2008 年12 月 。宵田商店街―カバンストリートとしての復活― 2011 年9 月 共同執筆(関西学院大学大学院佐藤善信教授)2012年3月22日。
須磨勝手に観光協会代表尾崎秀則氏のライフストーリー 2013年7月5日。ホテルキャッスルプラザ―三代目の事業継承構想― 共同執筆 2013年9月6日。剣菱酒造―酒造りへの徹底的なこだわり― 共同執筆 2013年11月6日。シリアル・アントレプレナー、横山剛氏(KISS-FM代表取締役)共同執筆 2014年1月13日。植垣米菓:伝統と革新のバランス 共同執筆 2014年3月4日。株式会社かね徳:革新の積み重ねが伝統になる 共同執筆。

他の多くの言語と異なり、現代日本語には文法的に名詞とはっきり区別される代名詞がなく、様々な語が一人称代名詞として使われています。また、文中に主語がなくても多くの場合において十分に意味が通じ、同じ言葉でも平仮名や、片仮名、漢字で読み手に与える印象が異なるなどの特徴を持つ、複雑な言語です。更には、コンテクスト(文脈、文中の言葉の前後関係)を重視する傾向にあると言われております。米国文化人類学者のエドワード・T・ホールによると、日本語は、世界一ハイコンテクストな言語とされています。

それを、端的に表現しているものの一つが俳句です。僅か17文字の俳句が伝えるのは、果てしなく広がる世界観の伝達です。世界一と言われる高いコンテクストの共有がなければ、五七五の文字列で世界観を伝達する事は、とても出来ません。そのような世界でも他に類を見ない特性を持つ、言語やコミュニケーションスキルを駆使しながら日々生活している日本人は、本当に素晴らしい国民だと感じます。

他方、現在はグローバル社会。世界をターゲットとして活躍すべき現代社会に於いては、文化的、歴史的、倫理的、宗教的背景が異なる方々との交流が不可欠であり、日本とは逆に、言葉による意思の疎通を必要とする、ローコンテクスト社会の人々と対峙を求められております。そのような環境下で交わされるコミュニケーションは、通じない事を前提として行わなければならない可能性が高いと言えます。
そのためにも、言葉(言語)の能力を磨き続ける必要があります。

我々日本人は、英語等の他言語の習得以前に、日本語の能力を高める事が必務であり、日本語の能力の向上こそが、国際社会で活躍するための大きな武器になると、教育の現場で痛感しております。 そのような状況であるが故に「ことわざ」が、更にクローズアップされるべきだとも感じます。 古くからの知恵が凝縮されて存在しているのみならず、悠久の時を経て磨きに磨かれた珠玉の「ことわざ」の含意。
それぞれの時代をビビッドに反映した「ことわざ」の新鮮さ。 耳にした瞬間に、古き時代を思い起こさせてくれる「ことわざ」の温もり。
そのような「ことわざ」こそが、日本の文化を継承し、日本人としての誇りを取り戻してくれる大切な存在である…と言えば、言い過ぎでしょうか。

そんな「ことわざ」を通じたコミュニケーションを積極的に行い、益々ステキな人生への一助となれば、これほど幸せな事はありません。

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